アクセス解析の基礎

アクセス解析について学ぼう!

GoogleAnalyticsをという言葉は聞いたことがあるかと思います。
しかし、それをどう活用してアクセス解析をするかのか理解できてるかと聞かれたら・・・になる方も多いかと思います。
というよりも、どうして解析が必要なんでしょうか?
「めちゃくちゃアクセスが集まってるならそれでいいじゃない!」と言う方もいらっしゃるかもしれませんがその答えはNOです。
そして逆に「アクセスが全然ないんだからアクセス解析する程じゃないよ〜」その考えもNGです。

Web担当者は必ずアクセス解析の必要性を理解した上で、しっかりとアクセス解析できるようになる必要性があります。
Webのアクセス解析をしないのはレジの中のお金がいくらあるのかを把握していないのと同じくらい危ういことだと認識して下さい。

上場企業の8割以上がGoogleAnalyticsの導入をしている時代で中小企業がしないのは怠慢以外の何でもありません。
うちは小さいからはダメなんです!
小さいからこそ必要です。

アクセス解析って何をするの?

アクセス解析で必要なのはホームページにアクセスしたユーザーの解析です。

では、ユーザーの解析とは何か?
男性なのか女性なのか、年齢層は?住んでいるところはどこなのか?
など、いわゆるユーザーの属性を調べる事が1つ。

次ににそのユーザーが何処から来たのか、それはSNSなのか、検索なのか、どこかのページのリンクなのか。
また、ホームページ内でどういう動きをしているのか?
例えばAのページを見てCを見た後に離脱(ホームページを見なくなったこと)しているという行動分析。

この2点をしっかり解析して満足してはいけません。
大事なのはこの後です。

解析した情報をもとにコンバージョンする方法を考えるのです。
例えばBのページをゴールにしているのにAからCで離脱してしまう。
これは問題ですよね。
これをもとに問題はAにあるのかCにあるのか?見つけ出し改善します。

より高いコンバージョン率を出すために解析して良質なホームページへと進化させること、それがアクセス解析です。

アクセス解析で出来る事

ホームページに何人が訪問したのか、前日比や前月比などの比較やPV数、滞在時間、ホームページに来て直ぐに帰った割合(直帰率)、コンバージョンなどが数値としてわかりやすく見せてくれます。

この解析でわかった数値を具体的にどう使うのかを考えてみましょう。
まず、初めにすることは健康診断です。

健康診断??

人間と同じでまずホームページの健康状態を知る必要があります。
どこが悪いか、どこが良いのか。
自分を知ることで改善が必要な部分が見えてきます。

ホームページの健康診断

どこか悪いところはないでしょうか?
アクセスやPVが減っているやお問い合わせなどが減っている。
そういう場合はどこかに問題がある可能性がありますので常に確認が必要です。

例えば、急激に数値が下がったとします。
その場合はサーバーダウン等のシステムの問題かもしれませんし、広告が停止している可能性もあります。
検索表示での順位が何らかの原因で下がってしまったなど考えられる原因をチェックし究明しましょう。

施策を打ったら効果の検証!

「広告を使ったら申し込みが増えた!良かった!」
効果が出たからそれでOKなんて勿体無いことはやめましょう。
どの広告がどれだけ効果を出したのか、逆に効果があまり出なかった広告はどれなのかこれらを明確にして次の広告運用の際、AもBも効果が高い広告へと改善できるようになれば費用対効果の向上となりますよね。

それを明らかにしてくれるのがGoogleAnalyticsなどの解析ツールです。
解析ツールを使えばAの広告からの流入なのかBの広告からの流入なのかが明確になるのです。

ここで注意が必要です。
数値が悪いということだけではなく一足踏み込んで下さい。
同じ内容だけど色合いが違う、デザインが違う、少しの違いで消費者の行動は大きく変わります。

宝は情報の中にある!

過去の成功、次の成功を呼ぶ宝です。
失敗した時になんでだろう、なんで失敗したんだろうと考えることは当たり前のことかもしれません。
しかし成功した時こそ成功の要因を探ることも大事なのです!
コンバージョンしてくれたユーザーを解析することで、コンバージョンする傾向がわかります。
例えばそれは時間帯だとします。

21:00はよくコンバージョンしているなといことに気がつくことができればこの時間にメルマガを配信してみよう!
などといった施策を打ち出すことができます。

アクセス解析のその先へ

ここまで読んで来た方は分かってきたかと思いますが、アクセス解析ツールというのはあくまでアクセス情報を収集し分析することを目的としています。
流入先はどこなのかどこから出て行ったのか、などですね。
ただ、これだけでは現代のWebマーケティングは乗りこなせません。

必要なのはさらに多くの情報です。
会員、問い合わせのデータ、もちろんオンラインだけではなくオフラインのマーケティング情報も分析しPDCAを回していく必要があります。

多くの情報を集め解析することで売り上げ向上を図りましょう。
実際にビックデータを活用できている企業は高い売り上げの確保に成功しています。

アクセス解析ツールの導入編

アクセス解析の重要性、必要性が分かってきたところで次は行動に移すところですが実際何から始めたらいいのでしょうか。
ツールA?それもツールB、C、D・・・
待ってください!いきなりツールを探すのではなく御社が今、何を分析したいのか考えてください。
分析したい内容がわかったらそのために必要なツールを探すのです。

どれがいいのか?ではなく何が必要なのかです。

次に例としてECサイトのアクセス解析を実際に必要なステップを追って考察してみましょう。

1.明確なも目的を定める

まずはマーケティングの基本ですが、明確な目標(ゴール)を決めましょう。

KGIを決めたらこれはブレてはいけない数字です。
ここから先はどうやって達成させるためにどうするかを考えていきます。
難しいそうだからKGIを下げると言う事は絶対にあってはなりません。

達成/未達成どちらに転がったとしても重要なデータです。

2.必要なデータを設計する

さて、目標が決まったら次はどうやってその目標を達成させるかです。
そのために一つ一つ細分化を行います。

そこで出てくるのがKPIとCSFです。
KPIとはKey Performance Indicatorのことで日本語では重要目標達成指標と訳されます。
KGIは何を持って目標の達成なのかですが、KPIは目標を達成させるための途中の目標です。
1000万円の売り上げがKGIに対してKPIは来客者、購入者、客単価です。

そしてCSFはCritical Success Factorのことで、日本語では主要成功要因と訳されます。
これはKGIを達成させるために最も重要な指標となります。
CSFは事業の核となっていることが多いです。

KPIとCSFがわかったところで先ほどの例をに対してKPIとCSFを設定してみましょう。

細分化によってく具体的な施策が見えてきたかと思います。
KGIの為に必要なKPIの数値は実際に今の力で可能な数値なのかを解析ツールで解析するか、もしくは競合他社のサイトを解析して参考データとして活用しましょう。
この時、競合他社のサイト解析に便利なツールはSimilarWebというツールです。
無料で利用でき、難しい設定は必要ありません。解析したいサイトのURLを入力するだけで確認が可能です。
SimilarWebはこちら
https://www.similarweb.com/ja

3.ホームページの構造を理解する

さて、目標となる数値が明確化されました。
そうしたらその数値をどうやって測るのかを考えていきましょう。

客単価を決めたは良いが客単価が計測できるツールではなかったという状態はツール導入前に避けまられますのでしっかり自社が必要な機能が備わっているツールを見極めることが大事です。

4.ツールを導入しよう!

自社で何を目標としているのかどうしたらいいのかが分かったら、ツールを選定する条件ももれなく決まるかと思います。
ここでついにツール導入へと移ります。

5.解析ツールの導入完了

ツールの導入が完了して日々のチェックが始まりました。
まずは毎日見ることを習慣付けてください。
数日、1週間、1ヶ月とモニタリングしたあたりで色々と気づくことがあると思います。
平日より土日の方がアクセスが多いな、とかこの時間帯が狙い目やオーガニック検索での流入の割合など数値としても感覚としてもなんとなく分かってきます。

そしたら次は目標に対しての進捗をレポートを作成して確認しましょう。

GoogleAnalyticsの機能にはレポート画面から数値データをエクセルにしてダウンロードする事ができます。

たとえば Google アナリティクスでは、通常のレポート画面から数値をExcelなどでダウンロードしたり、 Google スプレッドシートで数値を自動更新するなど、普段から数値を追いかけるために使える機能が備わっています。
数値だけではなくグラフなどを使ってもっと直感的にグラフィカルに確認したい方はBIツールを使うのもオススメです!
無料で使えるBIツールはやはりGoogleにもまた備わってます。
下記のリンクからグーグルデータポータルへ飛べます。
https://datastudio.google.com/

まとめ

様々な数値を明確化することで今までに見えなかった答えが見えてきます。
そのためにもKGIを決めCSF,KPIを定め自社に必要なツールを選定して導入しましょう。
足りない数値の改善がアクセスの改善、売り上げの向上へとつながります。

まずは日々解析ツールを見てみるというところから始めてみてはいかがでしょうか。